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多摩武蔵野ウォーキング
 
小金井市  KOGANEI
  はけの道・滄浪泉園・武蔵野公園

はけのみち・そうろうせんえん・むさしのこうえん 

小説『武蔵野夫人』の舞台、はけの森と湧水を巡る秋の紅葉ウォーキング

 「土地の人はなぜそこが『はけ』と呼ばれるかを知らない。」
という書き出しで始まる大岡昇平の小説『武蔵野夫人』は、小金井市南部の国分寺崖線が通る地域が舞台となっている。古代多摩川が作ったこの「はけ」と呼ばれる段丘崖には昔から清らかな湧水が流れ出し、武蔵野の雑木林が広がる自然豊かな場所として、小説の中でも事細かく紹介されている。現在もこのエリアには物語に登場するせせらぎや神社が残っており、はけの自然を楽しめる日本庭園や公園が点在している。
今回はこの崖線に沿って続く「はけの道」を中心に、はけ独特の風景と物語の舞台を巡るウォーキングコースをご紹介。秋の風情たっぷりの紅葉の季節に、小説の世界をじっくりと味わいながら歩いてみよう。

 
 
全長
約5.5キロ
所要時間
約3時間
Access :電車
JR国分寺駅下車
Access : 車
五日市街道から国分寺街道を南へ約2分
おすすめ
シーズン
桜・紅葉のシーズンがおすすめ
 
 
 



1 国分寺駅
 ↓
徒歩20分
2 貫井神社
 ↓
徒歩2分
3 三楽の森
 ↓
徒歩10分
4 滄浪泉園
 ↓
徒歩15分
5 金蔵院・はけの道
 ↓
徒歩10分

6 はけの小路・

  はけの森美術館
 ↓
徒歩7分
7 武蔵野公園
 ↓
徒歩12分
8 新小金井駅
 
 

 貫井神社   豊かな清水が湧き出す創建400年の鎮守社

 
国分寺駅南口から東へと延びる丸山通りをまっすぐ進み、東経大南交差点を左に曲がると、すぐに急勾配の坂道に当たる。突然現れたこの急坂を見ても分かるように、この段差のある土地が国分寺崖線と呼ばれる段丘崖。つまり、大岡昇平の『武蔵野夫人』によって広く全国に知られるようになった武蔵野の「はけ」である。今回は坂を上らずに、はけ下の道を東に向かって歩いていくことにした。
 
国分寺駅南口
国分寺駅南口
土地の言葉で「はけ」と呼ばれる国分寺崖線は、古代多摩川の浸食によって武蔵野段丘とそれより一段低い立川段丘の間にできた約15mの崖を指し、西は立川市から東は世田谷区まで延びている。このはけ下の道を歩いてみると、延々と続く崖とその斜面に建つ住宅街の風景が独特で、見慣れない土地の景観に思わず興味がそそられる。というのも「はけ」という言葉は、ただの崖や斜面を指しているのではなく、崖下から清らかな地下水が湧くところを意味しているのだ。はけは小金井市を東西に貫くように続いているが、そのためにこの辺りは「黄金に値する豊富な水が出るところ」となり、小金井の名の由来になったともいわれている。

 
はけの地形を表す急坂
はけの地形を表す急坂
大岡昇平著『武蔵野夫人』。昭和25年発表
大岡昇平著『武蔵野夫人』。
昭和25年発表
貫井神社
貫井神社
住所 小金井市貫井南町3-8-7

東京経済大学の東側に建つ貫井神社は、はけと湧水の関係がよく見える神社だ。社殿の背後を囲むはけには鬱蒼と樹木が繁り、はけ下からはこんこんと清水が湧き出している。

「池から道を隔てた山側には神社があり、
石段に沿ってやはり水が落ちていた。
水の源を訪ねて神社の奥まで進んだ。
流れは崖に馬蹄形に囲まれた拝殿の裏までたどれた。
(中略)
立ち止まってじっと水の湧くさまを眺めている勉に、
道子は、『何をそんなに感心してんの』と訊かずにいられなかった。
道子も水に対する興味に感染していた。」

湧水の庭池
湧水の庭池
はけ下に湧く清水
はけ下に湧く清水
清水は小川となって池に注ぐ 池の上に掛かる美しい太鼓橋 小説『武蔵野夫人』は、古風で貞淑な人妻道子と、復員兵の従弟・勉との間に生まれた悲劇的な愛の物語。その前半の、勉が道子を誘って野川の水源探索に向かう重要なシーンで、2人はこの貫井神社にも立ち寄り、はけ下の湧水の前で道子は勉の地理学に協力する。2人が耳を澄ました湧水の流れは、今でもはけ下からせせらぎを作り、庭池へと注いでいる。
小説では、その後2人ははけを辿って恋ヶ窪へと辿り着くが、そこで道子は勉への感情が恋心であることに初めて気づくのだ。
清水は小川となって池に注ぐ   池の上に掛かる美しい太鼓橋    
天正18年(1590)の創建と伝わる貫井神社は、市杵島姫命と大己貴命がご祭神。古くからここに湧き出る水の神を貫井弁財天と称え奉祀してきた村の鎮守社で、雨乞いをすると必ず雨が降ると言い伝えられる。
はけ下の湧水は現在も庭池を満たしているが、昭和48年(1973)まで神社南側にこの湧水を利用したプールもあったというから驚きだ。
湧水池の周りには草木が繁る
 湧水池の周りには草木が繁る
 
貫井プールの碑 プールのあった場所は現在駐車場となっている
貫井プールの碑。プールのあった場所は現在駐車場となっている
 

 三楽の森   はけ上に広がる市民の小さな森

 
貫井神社から隣の真明寺脇の坂道を上がったところに、三楽の森という緑地が広がっている。ここは小金井市が保全する公共緑地で、雑木林と芝生のある静かな森。関東タンポポが自生し、コゲラなどの野鳥も見られるのでぜひ立ち寄ってみよう。
三楽の森 緑地内の芝生 芝生を囲む雑木林
三楽の森
住所 小金井市貫井南町3-6
緑地内の芝生 芝生を囲む雑木林
 

 滄浪泉園   武蔵野の貴重な自然が残された水と緑の庭園

 
三楽の森から再び坂を下り、はけ下の道をまっすぐ東へ。新小金井街道のガード下をくぐり、北へ向かう坂道を上ると、滄浪泉園の入口へと行き当たる。入口脇には立派な石の門標が建っているが、これは犬養毅元首相の筆によるもの。ここは大正8年に訪れた同氏が、
「手や足を洗い、口をそそぎ、俗塵に汚れた心を洗い清める、清々と豊かな水の湧き出る泉のある庭」
として名付けた自然豊かな庭園だ。紅葉の名所としても知られるところで、特に秋の景色が素晴らしい。
秋は紅葉が園の入口を飾る
秋は紅葉が園の入口を飾る
石畳の坂道がはけ下へと下っていく
石畳の坂道がはけ下へと下っていく
滄浪泉園
滄浪泉園
住所 小金井市貫井南町3-2-28
電話 042-385-2644
開園時間 9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日 火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入園料 大人(15歳以上)100円、子供・60歳以上50円
途中に出会う休憩所の東屋
途中に出会う休憩所の東屋
門をくぐると、石畳の坂道が緩やかに蛇行しながらはけの下へとゆっくりと誘う。
少しだけ色づいた樹林の間から野鳥の声が響いてくるが、それ以外はしんとして静かだ。東屋から道をさらに下っていくと、鬱蒼と繁る木々の茂みの奥に翡翠色に澄んだ池が現れた。湧水を満々とたたえた池の水面は磨かれた鏡のように木々の姿をくっきりと映し、まるで時が止まったかのような神秘的な風景が広がる。
はけ下に現れた湧水の池 崖下からは清水がこんこんと湧き出している 波の立たない水面に紅葉が鏡のように映る
はけ下に現れた湧水の池 崖下から清水がこんこんと湧出 波の立たない水面に紅葉が鏡のように映る
滄浪泉園は、明治・大正期に三井銀行の役員や外交官、衆議院議員などを歴任した波多野承五郎の元別荘地で、はけと湧水の自然の環境を取り入れて作った野趣あふれる庭園。
昭和に入ってからは三井鉱山の役員だった川嶋氏に渡り、その後マンション建設計画も持ち上がったが、昭和52年には緑地保全地区に指定されて市が買収。現在は約12,000uの樹林の中に広がる水と緑の庭園として人々に親しまれている。
池の周りの散策路近くに幹線道路が通っているとは思えないほど園内は静かだ
鼻欠け地蔵尊寛文6年(1666)に祀られた市内最古のお地蔵さま
鼻欠け地蔵尊の背後には樹齢100年以上のヤブツバキが立ち、季節には真紅の花を咲かせる
池の周りの散策路
近くに幹線道路が通っているとは思えないほど園内は静かだ
鼻欠け地蔵尊
寛文6年(1666)に祀られた市内最古のお地蔵さま
何度も触られたため目や鼻が欠け落ちている
鼻欠け地蔵尊の背後には樹齢100年以上のヤブツバキが立ち、季節には真紅の花を咲かせる
園内は別荘らしい庭園に整備されてはいるが、長い間人の手が加えられていなかったため、崖上、斜面、低地、水辺にはそれぞれの植物が棲み分けしている。大気汚染を嫌うスギやアカマツが残るほか、ニリンソウやキンラン、ギンランなどの野草も生え、木の実や虫を求めてコゲラやキジバト、カワセミなどの野鳥も多く集まってくる。この地に古くから息づく武蔵野の自然を今に伝える貴重な緑地である。
東屋の脇にある水琴窟笹の葉を伝ってしたたり落ちた水滴が、地面の下から「キーン、コーン」という涼しげな音を響き返してくる
園内ではさまざまな花や木々に出会える
東屋の脇にある水琴窟。笹の葉を伝ってしたたり落ちた水滴が、
地面の下から「キーン、コーン」という涼しげな音を響き返してくる
 園内ではさまざまな花や木々に出会える
 

 金蔵院   古木の紅葉と萩の花が風情ある寺院

 
薬師通りを東へ進み、小金井街道を越えて左に曲がると金蔵院の建物が見えてくる。境内には立派なムクの木とケヤキの木がそそり立っているが、ともに樹齢400年を越える古木で市指定天然記念物。ほかにもしだれ桜やカエデなどの古木があるが、寺の参道に植えられた白萩が有名で、萩寺とも呼ばれている。

金蔵院は開山・開基は不祥だが、室町後期の永禄年間(1558〜1570)に阿闍梨尭存の中興と伝わる歴史ある真言宗の寺。ご本尊は十一面観世音菩薩で、本堂とその左手に薬師堂がある。本堂ではフルートと声明などを合わせた珍しいライブも行っている。

住宅街の中を通る薬師通り
金蔵院
金蔵院
住所 小金井市中町4-13-25
電話 042-381-3564
住宅街の中を通る薬師通り    本堂 金蔵院ははけの上に建つ
 

 はけの道・はけの森美術館   小説のモデル地ではけの自然と芸術に親しむ

 
金蔵院の正面からは、はけに沿って「はけの道」と名付けられた道が東に延びている。歩いてみるとこの周辺も住宅街が広がっており、はけの自然を感じさせるような風景は見られないが、中学校を過ぎた先に森に囲まれた美術館が見えてくる。ここは洋画家・中村研一の屋敷跡に建てられた同氏の美術館で、背後に広がる庭園も「美術の森」として公開されている。はけの上に広がるこの小さな庭園が、まさしく『武蔵野夫人』のモデル地となった場所である。
はけの森美術館
はけの森美術館(中村研一記念美術館)
住所 小金井市中町1-11-3
電話 042-384-9800
開館時間 10:00〜17:00 (入館16:30まで)
休館日 月曜日 (祝日の場合は翌日)
観覧料 一般200円、小中学生100円 (※企画展により異なる)
「それは彼の幼時から見馴れた木立であった。
樫、杉、欅など、宮地老人の土地の背後を飾る樹々は淋しい少年であったころ、彼の最も懐かしい映像であった。」

『武蔵野夫人』は、ビルマから復員してきた勉が、従姉で人妻の道子の家に辿りついたところから物語の本流が流れ始める。
当時の風景がどれほど現在に残されているかは分からないが、勉が道子を始め、はけの人々と関係を深めていく宮地家の庭は、美術の森の庭園と確かに近似している。

美術の森入口
  美術の森入口
   
庭園入口は美術館脇にある はけ下の湧水池 池の脇に建つ茶室
庭園入口は美術館脇にある はけ下の湧水池 池の脇に建つ茶室
美術の森には小さな湧水の池があり、その脇に茶室が建っている。
池の背後には竹林に包まれたはけが続いており、階段を上ってはけ上に出ると、裏口には小さな木戸が設けられている。

「ここはもともと南の多摩川の方から開けた土地だ。
神社も寺もみな府中の方を向いているだろう。
それが自然に従うというものだ」

という道子の父・宮地老人の考えによって、宮地家は他の家のように駅に近い上道に表門を作らず、小さな木戸を取り付けているだけだったが、この園内の裏口も小説の中の雰囲気をよく表している。
勉がこっそり出入りする裏口の木戸から再び竹林のはけを下りてみる。
はけ下には宮地家の屋敷はないが、ここにはかわいらしい喫茶店が建っており、森の中の休憩所として美術館の来訪者に人気だ。
はけに刻まれた石段の周りには竹林が鬱蒼と繁る
はけに刻まれた石段の周りに竹林が繁る
   
はけの上道に面した裏口の木戸
裏口からはけを下りると、思わず小説の世界へ誘われる
はけの上道に面した裏口の木戸  裏口からはけを下ると、思わず小説の世界へと誘われる
   
森の中の喫茶店「オーブン・ミトン・カフェ」入口   美術館前を通るはけの道。紅葉した木々が芸術の秋を感じさせる   庭園の散策とともに、はけの森美術館にも立ち寄ってみよう。

2階建ての館内には中村研一の油彩画、素描、陶芸作品、愛用品などが常設展示されているほか、美術館の企画による特別展も随時行われている。森の中で鑑賞する芸術作品というのも格別だ。
森の中の喫茶店「オーブン・ミトン・カフェ」   美術館前を通るはけの道。紅葉した木々が芸術の秋を感じさせる    
 

 はけの小路   はけから野川へと注ぐ清らかなせせらぎ

 
美術の森の入口から道を渡った正面に、「はけの小路」という石碑の建つ小道が延びている。道の脇には小さなせせらぎが流れており、全てが小さくまとまった可愛らしい散策道だ。
せせらぎは美術の森から流れてくる湧水だが、わくわくしながら道を辿っていくと、ほんの数十メートルで道もせせらぎも途切れてしまった。
とても短い小路だが、ここは小金井市が以前に下水道へと流していた湧水を、野川の浄化のために新たに流れを作って通したせせらぎの道第1号。湧水はここから南へと流れ、野川へと注いでいる。


はけの小路
  石畳の小路にせせらぎが沿って流れる
はけの小路   石畳の小路にせせらぎが沿って流れる
 

 武蔵野公園   野川の流れる季節感豊かな自然公園

 

美術館を過ぎると、はけの道の風景ものどかな田園の景色へと変わる。
途中、左手に現れる石段の坂はムジナ坂。この付近に大岡昇平が寄寓していた家があり、ここも小説の中に出てくる坂のモデルとされている。

左手に続くはけに木々が繁る
左手に続くはけに木々が繁る
 
ムジナ坂 昔は農民が田畑へと通った道
ムジナ坂。昔は農民が田畑へと通った道
     
その先のすぐ右手の道を入ると、視界が一気に広がり、一段下がった地形を流れる野川の景色が見えてくる。
ここから野川に沿って東に広がる水辺の緑地が都立武蔵野公園。ちょうど紅葉の時期を迎えた公園には、散策に訪れた人やバーベキューを楽しむ人々が多く集まり、広い原っぱには元気よく駆け回る子供たちや寝転ぶカップルの姿も見られた。
はけの道が静かだっただけに、ここに来ると自然の中の賑やかなテーマパークに入り込んだ気分だ。
 
都立武蔵野公園
公園の中心を流れる野川 はけの湧水が野川を形成し、その先の多摩川へと注ぐ
都立武蔵野公園
電話 042-361-6861(武蔵野公園サービスセンター)
公園の中心を流れる野川。はけの湧水が野川を形成し、その先の多摩川へと注ぐ
   
野川の向こうには紅葉の木々に覆われた「はけ」の景色が見渡せる
野川の向こうには紅葉の木々に覆われた「はけ」の景色が見渡せる
野川に沿って散策路を東へ
野川に沿って散策路を東へ
子供たちが駆け回る原っぱ - ここには南小学校建設時の残土で作られたくじら山もある
子供たちが駆け回る原っぱここには南小学校建設時の残土で作られたくじら山もある
     
野川には古来より人々の生活があり、公園敷地内から旧石器時代や縄文時代の遺跡が見つかっている 園内にはサッカーなどのスポーツができる広場やくじら山、野球場やバーベキュー広場などがあり、大人も子供も自然の中で楽しく過ごせる公園となっている。
また季節感のある雑木林が広がり、桜も40種類、約1000本が植えられている。川岸を彩る並木の紅葉も美しく、秋の散策はロマンティックだ。
野川には古来より人々の生活があり、旧石器時代や縄文時代の遺跡が見つかっている  
紅葉の美しい散策路
赤々と色づくモミジ
赤々と色づくモミジ
川向こうに望む「はけ」の紅葉も風情がある
紅葉の美しい散策路 川向こうに望む「はけ」の紅葉も風情がある
落ち葉の風景も絵になるイチョウの林 色とりどりに色づいた木の葉
落ち葉の風景も絵になるイチョウの林 色とりどりに色づいた木の葉
雑木林の中の散策路 バーベキュー場は大賑わい
雑木林の中の散策路 バーベキュー場は大賑わい

二枚橋まで来たら武蔵野公園は終わり、その先は都立野川公園となる。野川公園にはわき水広場やほたるの里などがあり、こちらも自然と親しめる公園となっているので、そのまま野川に沿って散策の足を延ばしてみるのもいい。

二枚橋からは野川を渡り、線路沿いの坂道を北へ。住宅街の道を10分ほど歩き、西武多摩川線の新小金井駅に到着したところで、今回のウォーキングは終了。帰りは西武線で隣のJR武蔵境駅へと向かえば中央線にアクセスできる。三鷹や吉祥寺にも近いので、食事やショッピングに立ち寄るにも便利だ。
二枚橋 新小金井駅
二枚橋 新小金井駅
 
 

【取材後記】 はけの道・滄浪泉園・武蔵野公園近隣の〜クウ・ネル・アソブ〜
秋の滄浪泉園
秋の滄浪泉園

『武蔵野夫人』が発表されたのは昭和25年、ベストセラーになって間もなく映画化もされた。はけに暮らす人妻道子とそこに同居する従弟の勉との悲恋物語は、心理小説の手法で人物の心の動きを中心に描かれているが、その世界観を形作る重要な背景として何度も語られる武蔵野の風景がとても印象的な小説である。武蔵野の水と緑の美しさをあらためて感じるためにも、小説を読んでからウォーキングに出かけるのがオススメ。戦後間もない頃の風景とどこが変わっているか、景色を探しながら歩くのも楽しい!

さて、はけの道周辺で楽しむ今回のクウ・ネル・アソブ。クウ・スポットにオススメなのは、薬師通り沿いに建つ「茶房はけの道」。なんとここでははけの湧水で入れたおいしいコーヒーが飲めるのだ。また、ネル・スポットは武蔵野公園の原っぱが最高。空が広くてとても開放的な公園なので、昼寝も気持ちイイ! そしてアソブ・スポットを探すなら、武蔵野公園からそのまま調布市の野川公園へ。園内には自然観察センターやテニスコート、アスレチックがあるほか、近隣には近藤勇生家跡などの見どころもあり、立ち寄るにはちょうどいい!

取材担当:美月春菜

 

 
 
 
 
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