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リポーター:水野彩夏
(みずの さやか)

タチカワオンラインをご閲覧の皆さん、はじめまして!最近、武蔵野より多摩地区へと移り住んだ、フラフラ街歩き大好きのフリーターです。

 

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−−−多摩・武蔵野 マイナー「小宮駅」散策レポート(八王子市)−−−
   
  
私が特に好きな街歩きは、マイナー路線の各駅停車で行く、マイナー駅訪問とその駅周辺の散策。あまり馴染みのない電車に乗って、よく知らない駅で降りると、意外な発見や感動があって面白いんです(この遊び、最初に始めたのは、一人で電車に乗れるようになった小学校2年生の時。今では旅行に行った時でもやってしまいます)。
そこで早速、移り住んだばかりの多摩地区で、フラフラ街歩き。第一回目は、八高線の小宮駅。この辺りに新居等、不動産物件をお探しの方など、街の様相を知りたいという方もどうぞご参考に。
 
 

 
<八王子から八高線で小宮駅へ>

武蔵野の東南地区出身の私は、実は、多摩に移り住むまで八高線の存在を知りませんでした。ある日、路線図を眺めていて八高線を知った時、その新鮮な響きに「おおっ!」と惹きつけられました。八王子と高崎を結ぶから八高線。共に都心からぐぐっと奥まった所にある都市が、都会の縁で密かに繋がっていたかと思うと、不思議な感動を覚えますね。

でも現在では、八王子発の路線はほとんど川越止まり。高崎へは途中で乗り換えをしなくてはならないようなので、厳密には八川線ということになるのでしょうか。(笑)

とにもかくにも、四両編成のこぢんまりとしたかわいいローカル線です。停車時に冷暖房中でドアが閉まっている場合、手動の開閉ボタンを押してドアを開けます。

八王子から工業地帯で有名な北八王子駅を過ぎると、次が小宮駅。なぜ今回、フラフラ歩き訪問先を小宮駅にしたかというと、やはり駅名がマイナーでその土地について私が何の予備知識も持っていなかったという点です。

小宮駅の小さなホームに着くと、早速一つだけしかない改札をくぐって南口へ。小宮駅は改築して間もない真新しい駅舎で、駅前の駐輪場には整然と自転車が並び、地域の治安の良さと人々のマナーの良さが窺えます。

 
   
 
  
<街のメインストリート>

駅前に出たら、まずは一呼吸。ぐるりと辺りを見渡すと、駅前にはロータリーと住宅の景色しか見えません。「うーん、なるほど。何にもないのね。」と独りごちながら、早速ロータリーを越えて街の内部へと進入開始。取り敢えず、街の中心へ向かいそうな広い道を入ってみました。
この駅前通りは新興住宅地のようで、新しくて綺麗な一戸建てが道の両脇にずらずらっと並び、どこの家も玄関や庭に花を育てていたりして、閑静で素敵な住宅街という感じでした。ただ、ここは坂道で、それも結構長いので、真夏の日差しと暑さが実に身にこたえます。一体、私は何故にこんなに坂を上らされているんだろう、一体この先に何があるんだろう、店とかあるんだろうか、とぼちぼち不安になってきた頃、漸く大きなスーパーやコンビニの看板が並ぶ十字路に遭遇。十字路には、スーパーアルプス、マクドナルド、セブンイレブン、長崎ちゃんぽんがあり、そして角にはオリンパスの大きな社屋が建っています。どうもここが街の中心地のようですね。

さて、小宮に着いてから、たった15分ほど歩いただけですが、ここで十字路にあるマクドナルドに入ることにします。休憩も兼ねて、ここで持参した資料を読もうというわけです。
実は、私の場合、フラフラ街歩きへ出掛ける時は、前もってあまり街の詳細を調べたりはしません。ですが、最初から最後まで何の調査もなく、己の勘一つで街歩きを敢行することもしません。最初は何も調べずに、未知の世界へと降り立った気分を少しだけ味わい、そして途中のいい頃合に資料を眺め、「ふうん、そうだったのかー。」「それじゃ、こっちへ行ってみるか。」という風に行き先を具体的に決めます。そんな方法を取っているので、今回もマックに入り、持参した八王子のガイドをパラッとめくってみたりしました。
「フムフム、なるほど。そいつはいいや。」
なんだか素敵な所がありそうなので、そこからさらに北へと向かってみることにします。

 
 
 
<その先の小宮へ ―歴史と自然の豊かな街―>

十字路を渡り、さらに街のメインストリートを進んでいきます。右はオリンパスの社屋、左はクリーニング屋さん、パン屋さん、お弁当屋さんなどの商店が並びます。この並びにはかわいらしいフレンチレストランも見つけました。
その店の並びが途切れる辺りで、オリンパスの駐車場脇の細い道を入っていくと、山の斜面に造られた下りの石階段が出てきます。薄暗くひんやりとした階段の脇には寺と墓地があって景観が独特ですが、その高い階段の上からは、広々とした平地の住宅街とそのすぐそばを流れる多摩川がかすかに望めます。静かでのどかな風景が広がります。

 階段を下り、麓の寺院「大蔵院」へと行ってみましょう。ガイドには、そこに樹齢推定500年のイチョウの大木があり、市の天然記念物になっているらしいと書かれてありました。
実際に見てみると、大きいというより太いですね。長年の風雨に耐えてきたと見えるごつごつとした木肌は、古木らしい風格があり、まさに長老という感じです。この辺りの平町は、徳川家康の関東入国縁の地であるそうなので、きっとこのイチョウの木も数々繰り広げられた歴史の目撃者なのでしょうね。

 大蔵院から多摩川へと出てみました。うーん、素晴らしい!の一言です。何が素晴らしいって、自然のままの土手で、しかもこの辺りの流域は特に自然保護に力を入れているらしく、水も綺麗で草木も豊か。いろいろな鳥の姿も見えて、東京とは思えないような美しい風景が残されていました。
  資料によると、この辺りの多摩川では、以前川床から数百年前のものといわれるクジラの化石が発見されたことがあるとか(八高線の鉄橋の下の川床より出土)。昔はこの辺りまで海だったのかと思うと、豪快に川に飛び込む裸んぼうの子供たちの集団が、なんだかイルカの群れのように見えてきました。

その他にも、小宮駅周辺には歴史にまつわる寺院や史跡があるようでしたが、私は久しぶりに川辺でぼうっと寛いでしまったので、そのまま家路を辿ることになりました。
小宮駅に戻ると、まだ午後6時だというのに、駅の窓口と切符の自動販売機がすでに「本日終了」。販売機の下には、今夜分と明朝分の仮乗車券が、まるで置き手紙のように寂しく置かれていました。そんなところもマイナー駅らしさが存分に出ていて、マルです。街も駅も、小宮はなかなか素敵なところでした。

 

 

     
 
 

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