芝公園は明治6年、太政官布達によって指定された、日本で最も古い公園のひとつ。敷地内には東京都指定史跡である前方後円墳があり、全長110m、後円部径約64m、くびれ部分の幅22mという、都内では最大級の規模となっている。
その古墳の上から麓にかけて立ち並ぶ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラなどの約60本が、桜の見どころのひとつ。芝公園自体が標高16mの台地上にあるうえ、古墳の土が盛られているため、頂上からの眺めはまた格別だ。もう一箇所、弁天池周辺にも桜の一群があり、シーズン中には地元商店街のボンボリが灯され、和やかな雰囲気に包まれる。
公園内全体の桜の本数は、およそ200本。夜は東京タワーのライトアップを中心に、都会の夜景を背後に控えさせた、豪奢な夜桜を堪能できる。ジーズン中はゴミ箱や仮設トイレも設けられて、宴会派の花見客を強力バックアップ。花見酒ファンの楽園を末永く享受できるよう、大切に使わせていただきたい。
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