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江戸時代から「上野の山」といえば、当代きっての桜の名所。寛永寺が創建された後、桜が好きな天海僧正が吉野山から移植させたのが始まりと言われる。最初は寛永寺社殿と霊廟、東照宮、そして境内の桜を中心にした小さな公園だったが、現在では、その数およそ1,200本、文献によれば、樹種は60種類以上にのぼるという。満開時の週末には、300mの桜並木が続く公園中通りを中心に、1日に100万人以上の花見客が押し寄せる。1,300個のボンボリの明かりに照らされる、昔ながらの夜桜見物も人気だ。
開花の時期に合わせて開催される「うえの桜まつり」の内容も、上野のお囃子保存会による大黒舞と寿獅子、草花市、青空骨董市など、江戸の昔を彷彿とさせる。一方で周辺には、動物園、美術館、博物館など、平成の世ならではの文化的な楽しみがたっぷり。朝から夜まで遊び尽くせる桜どころだ。
なお江戸時代、寛永寺のお膝元であった上野の山では、飲酒はご法度だったとか。平成に生まれてよかった!
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