【第5回】

Jazzの楽しい雰囲気を感じてください♪
立川駅に軽快なJazzの音色が聴こえる。どこからだろう?と音のやってくる方向へ歩いてみると、それぞれ異なる楽器を演奏する4人の若者がいた。私と同じように音をたどってやってきたと思われる人たちが十人ほど、彼らを取り巻くように演奏に聴き入っている。自然と人々の心を躍らせる、中央大学Jazz研究会の4人を取材した。

プロフィール
名前 中央大学Jazz研究会 (写真右から)
ギター/石毛康幸(23)
ドラムス/青木貴秀(24)
トランペット/田中理恵(21)
ベース/岸良武幸(21)
年齢 21〜24歳
職業 中央大学

Q:どんな活動をしているのか教えて下さい。
A:基本的にはサークルのイベントに向けて毎日こつこつと練習ですね。人が集まればセッションして、ときどき力試しにストリートライブをしたり、ジャムセッションに出かけたりする。老人ホームや他の大学や地域のイベントなどでも演奏しました。

Q:どうして路上ライブを始めようと思ったんですか?きっかけを聞かせて下さい。
A:自分たちの音楽を聴いてもらいたいからです。僕たちのような学生が演奏する場所を探すのはなかなか難しいことなんです。路上は自分たちのことを知らないたくさんの人に音楽を聴いてもらえる、すばらしいステージです。良い演奏をすれば立ち止まって聴いてくれるし、そうでなければ振り向いてもくれない。以外とシビアな所でもあります。


Q:立川という街を選んだ理由は?
A:たくさん人がいて広くてきれいで。ストリートライブをやるのには最高の場所です!

Q:好きなミュージシャンを教えて下さい。
A: メンバー1人ずつお答えしますね。名盤がそろってしまいましたが、興味があったら聞いてみてください!
【田中】マイルス・デイビス「クッキン」、【石毛】ジョー・パス「バーチュオーゾ」、【青木】トミー・フラナガン「オーヴァーシーズ」
【岸良】レッドガーランド「グルーヴィー」、オスカーピーターソン「ウィ ゲット リクエスツ」、ロイ・へインズ「ウィ スリー」
Q:路上ライブをしていて嬉しい瞬間はどんなときですか?
A:聴いてくれているお客さんが楽しそうな顔をしてくれるときです。そうすると僕たちも楽しくなり、もっと良い演奏ができます。音楽の楽しさを共有できた時が一番うれしいです。
若者を応援してくれる大人の方に出会ったときにも、うれしくなります。ありがとうございます。


Q:では逆に、路上ライブで辛いときはどんなときですか?
A:演奏する場所のないことです。実はストリートライブのできる環境というのはなかなかありません。最近は立川も…。
Q:皆さんにとって、路上ライブをする意味とは?
A:自分たちやその音楽について何も知らない人こそ、すばらしい耳を持っている―路上ライブをやっているとそんなふうに思います。そしてその人たちに自分たちの音を聴いてもらえることはとても勉強になるし、楽しんでもらえればやりがいを感じることもできます。

Q:今後の目標を聞かせて下さい。
A:もっと音楽を通してたくさんの活動をしていきたいです。ストリートだけでなくイベントとかお店とかでも演奏したいです。演奏する場所、機会を探していますので、もしそのようなお話があれば声を掛けてください。

Q:最後に、タチカワオンラインをご覧になっている皆さんへ一言!
A:少しでも楽しい雰囲気をつくれるようにがんばっています。お会いできたときは是非耳を傾けてください。

中央大学Jazz研究会にはココで会える!
今後の活動予定

日時 不定期。夕方に登場することが多いです。
場所 立川駅南口
交通 JR中央・青梅・五日市・南武線「立川駅」
多摩都市モノレール「立川南駅」
※都合により変更されることがあります。ご了承ください。


取材後記
彼らを発見したとき、少し離れた位置から10分ほど演奏を聴いていた。たくさんの人に囲まれた中でも、堂々と演奏する姿から、おそらく場数を踏んだ社会人のグループなのだろうと思っていた。取材を申し込むと、全員学生だという。今後も、聴いている人を楽しい気持ちにさせる音楽を追求して、がんばってください!
(取材・文/大熊雅樹)