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2003年2月14日〜3月1日にかけて、ヴァージンシネマズ南大沢(八王子市)と立川シネマシティ(立川市)で日本初の本格的なショートフィルム・コンペティションが開催された。「サンタマニア・ショートフィルム・フェスティバル」(通称:SantaFe)だ。名前の通り、ショートフィルムだけをとことん見せてくれる。そのファイナルの模様を取材した。

SantaFeは2002年2月に初めて開催された「若手映像クリエイターの支援」を目的とした日本初の本格的ショートフィルム・コンペティションで、2回目となる今年は2月14日にセミ・ファイナル、2月28日、3月1日にファイナルが行われた。
東京・三多摩地区にあるシネマコンプレックスを舞台にした映画祭には、合計1400人が来場し、マスコミでも様々な反響を呼んだ。国内外から応募された973作品の中から、観客投票と4名のトップクリエーターからなる審査を経て、グランプリほか、優秀作品が選ばれる。受賞作品のクリエイターには賞金総額50万円が贈られ、大手メディアでのブロ−ドバンド配信も予定している。

   
2003年2月28日(金) 立川シネマシティー 
 
【19:10】立川シネマシティー1階

SantaFe来場者用の受付ブースが設置され、早くも列が出来ていた。元気なスタッフの呼び掛けに、思わず足を止めて振り返る通行人もいた。
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【19:25】立川シネマシティー4階

まもなく開場時間になる。それまで和気あいあいと準備をしていたスタッフも、それぞれ緊張した面持ちでお客様を迎える姿勢をとる。
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【19:30】立川シネマシティー4階

いよいよ開場。若手クリエイターの作品が集まる映画祭を反映してか、20代くらいの若いお客さんが多かった。
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【19:55】立川シネマシティー4階

満席となった館内。時間帯によっては、立ち見客が出ることもあったほど。まもなく日本最大規模の映像コンペが始まる!
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この日上映されたのは、2月14日のセミ・ファイナル(ヴァージンシネマズ南大沢)で勝ち残ったコンペテション部門12作品と、配給会社推薦の2作品。全作品の上映が終わると、観客全員による投票に入る。コンペティション部門は、グランプリを目指して15分以内という規定に沿った作品で争われる。

ファイナルに残った作品の中では3分33秒というものが最短だったが、セミ・ファイナルでは1分11秒という超ショートフィルムもあったという。CGを使ったアニメーションもあれば、表情豊かな出演者が熱演するドラマもあった。会場全体を笑いに包むコメディ調のものもあれば、環境、人間関係など社会問題をテーマにした作品もあった。「たったの15分間で、ここまで深い作品を作れるものか」と感心してしまう。

今後も三多摩生まれの映画祭から目が離せない!
(取材・文 / 大熊雅樹)
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